食事制限は長続きしない。リバウンドも

ダイエットと聞けば真っ先に考えるのが
「食事」ですね。

 

いままで栄養バランスの偏った食生活をしていたのではないか。最近コンビニやファストフードばかりだったかも。ここ数日お肉ばかり食べていたかも。

 

など、ちょっと振り返ってみれば、思い当たるフシはいくらでも出てきてしまうのではないでしょうか。

 

すると、人は心理的に食事という欲求を抑えようと考えます。つまり食事制限によるダイエットですね。

 

特にダイエット商品を買う必要もありませんし、運動する手間も省けます。簡単に言えば安易な方法と言えるでしょう。では、肝心の食事制限は実際本当に痩せることができるのでしょうか。

 

食事制限は痩せる

結論から言いますと、食事の摂取を制限すれば、確かに体重は減るでしょう。
まず言えることは、体重が増えるということは、イコール1日の必要摂取カロリーをオーバーしているということです。
カロリーを消費するためには運動が最も効果的ですが、そもそものカロリー摂取を控えれば体重は増えません。

 

ですので、食事制限をして体重が減るのは当然と言えば当然なのです
しかし、ご存知の通り食事制限には問題があります

 

拒食から過食へ

食事制限を長く続けていると、胃が段々と小さくなって、食べ物を受け付けなくなります。
例えば油物の料理を数週間まったく摂取せず、ある日突然食べると胃が拒絶反応を起こして吐き気をもよおします。人は口から栄養摂取をするのが基本プロセスとなるので、それに反する食事制限に身体は必ず副作用を起こします。その1つが拒食です。

 

精神病患者に現れる症状の1つですが、食事の摂取ができなくなる病気です。
最初は身体が食べ物を欲していたのに、それを自我によって我慢をしつづけると、今度は反対に食べ物を摂取しようとすると体内が拒否反応を起こす場合があります。
しかし、これだけでは終わりません。往々にして拒食症の方は、相反する症状の過食症でもあるのです。

 

過食は暴飲暴食をします。
精神患者の方はその後に嘔吐をして拒食に戻るのですが、そうではない通常の方の場合は、そのまま過食の日々が続き、結果として体重が急増することになります。

 

リバウンドもある

バナナダイエットが流行っていたとき、お昼ご飯にバナナ一本という人も大勢見かけました。
しかし、昼食はこれからさらに活動するための1日で最も大切な食事です。バナナ一本だけでは足りません。
そこで、諦めてしまう人は、いままでの食事を取り戻すかのようにたくさん食べはじめます。
せっかくバナナダイエットで減量に成功したものの、諦めた途端前よりも体重が増えてしまいます。

 

ダイエットで最も大切なのは「続けられるかどうか」です。
バナナダイエットにしろ、食事制限にしろ、それを何ヶ月も何年も続けることはまずできません。
また、ダイエットは一歩間違えれば身体の機能を奪う危険性もあるので、本来ならばプロのもと適切な指導によって行われなければならないものです。

 

少なくとも食事制限によるダイエットは危険だということはご理解いただけたかと思います。

 

食事制限がもたらす身体の異常

まず第一に、人の身体は常にエネルギーを消費します。動いているだけでも消費しますし、呼吸をするだけでも消費します。エネルギーと一緒に栄養もどんどん消化されていきますので、結局のところ人は栄養を取り続けなければなりませんし、食いだめということも不可能なのです。

 

ここで大切なのは、エネルギーを消費する過程には「脂肪を燃焼する」ことも含まれているのです。
しかし、食事制限をしても脂肪は燃焼しません。エネルギーの元となるのは栄養ですが、その栄養が滞っている状態なので、エネルギーは燃焼するものがなくて不完全燃焼を起こします。
それは身体のいたるところに機能不全に陥ることを意味しています。病気になりやすくなったり、怪我をしても治りにくくなったり、内臓に何かしらの疾患を患うことになるのも時間の問題でしょう。

 

食事制限では脂肪は燃焼しない

先ほど食事制限をしても脂肪は燃焼しないとご説明しましたが、それでも体重は減ります。
この理由は2つあります。
1つは脂肪ではなく「骨」が痩せているのです。栄養失調の人は骨がものすごい細いですよね。
そしてもう1つの理由は先に説明した「不完全燃焼」です。
人は生きている間中エネルギーを消費しますが消費する材料となるものがなくなると、体内のあらゆる臓器、器官が黄色信号を発令して、生きていくためにエネルギーを作り出そうとします。
そのおかげで結果的に体重は減るのですが、これをいつまでも続けるなんてことはできません。
故に、食事制限が痩せるのは事実なものの、高いリスクがあると言えます。