日本人は隠れ肥満が多い。海外と比較

日本人は欧米各国と比べるとスマートな体格の方が多いですね。
アメリカは自他ともに認める肥満大国です。
最近ではピザも野菜に分類されることとなり、世界中から笑いものになりました。

 

確かにアメリカ人を見てみると、みなさん大柄ですし、中には脂肪たっぷりの人も大勢います。
アメリカ人と比べたら痩せている日本人ですが、しかしここ数年で急増しているのが「隠れ肥満」です。

 

皮下脂肪と内臓脂肪

簡単に説明すると、皮下脂肪とは目に見える脂肪です。これはアメリカ人に相当しますね。
内臓脂肪とは逆に目に見えない脂肪です。これは日本人に相当します。
そして、内臓疾患やその他病気を併発しやすいのは、後者の内臓脂肪なのです。

 

内臓脂肪の厄介なところは、見た目ではそれほど太って見えないところです。
「隠れ肥満」とも言われていますね。

 

しかし、身体の中で脂肪が蓄えられ、やがて臓器を圧迫するほどになると、
時として生命を脅かす危険もでてきます。

 

また、内臓脂肪型肥満と診断された方の中で、高血圧や高血糖という異常が見られた場合は、
さらにステップアップして「メタボリックシンドローム」という称号を得られます。
「メタボ」という言葉が数年前に流行りましたが、その数は現在でも増え続けています。

 

BMI値

病院では腹部をCTスキャンすることによって内臓脂肪の割合をみることができます。
しかし、病院に行くのが面倒という方は、BMI値を調べてみましょう。

 

BMIはボディマス指数と呼ばれ、要は「肥満度チェック」です。
計算式は「体重÷(身長×身長)」となります。
計算式は世界で統一されていますが、肥満と判断される数値は各国異なります。

 

日本では25以上のBMI値は肥満と認識されています
もしご自分のBMI値が25以上、もしくは前後であった場合は、例え見た目は太っていなくとも隠れ肥満、もしくは予備軍となります。ダイエットを考えることをおすすめします。

 

隠れ肥満の原因

ではどのような人が隠れ肥満となるのか。
この原因は大きく分けて2つ。

 

1つは体質です。
もともと太りにくい体質の人がいますね。どれだけ食べても太らないと周囲からは羨望の眼差しで見られることも。
しかし、年齢を重ねていくと、体重はやはり食べた分だけ太ってしまうものです。見た目で太っていなくとも、体重はしっかりと増えているのではないでしょうか。
BMI値と共に、体脂肪率も計ってみましょう。体脂肪率は身体全体の脂肪の割合です。体脂肪率が高いとそれだけ脂肪の多さを示していることとなります。

 

もう1つはダイエットによる肥満です。
これはリバウンドですね。食事制限をした場合は脂肪よりも骨や筋肉が磨り減ります。
しかし、ダイエットで成功したと高を括って食事制限を解除すると、リバウンドを起こしさらに体重が増えます。
このとき増えるのは脂肪だけなのです。よって、内臓脂肪、皮下脂肪ともに増え続けることとなります。

 

隠れ肥満の予防

脂肪が増える原因はカロリーオーバーです。
1日の摂取カロリーを上回らないように食事の献立を考え直す必要があります。
また、ダイエットを行う場合は運動のような、効率的、健康的な方法を用いましょう。
さらに短期間ではなく、長期間続け、序々に体重を減らすことがリバウンド対策には不可欠です。